JA大阪南のブログ

作業者も安全装備を

農作業事故2017.02.01

   1702_作業者も安全装備を

これまで農業機械の安全装備について解説してきましたが、今回は作業者が危険な目に遭いにくい装備について考えましょう。
機械を使わない野球でも、打者だけでなく走者や捕手もヘルメットの着用が義務付けられていますし、打者は肘当てやすね当ても活用し、けがの防止に努めています。農作業向けには、けがなどをしないように安全保護具があり、また、農薬中毒などを防ぐための衛生保護具があります。作業に適した使用が大切です。
安全保護具は、頭から爪先まで各種用意されています。頭の保護には、ヘルメットや帽子が必要で、高所作業や乗用農業機械作業ではヘルメットが必須です。果樹園での棚下作業にもヘルメットは有効です。顔面保護具としては、フェースガード、ゴーグルなどがあります。草刈り作業では、フェースガードがお薦めですが、最低でもゴーグルを使用し、目の負傷を避けましょう。騒音作業では、イヤマフや耳栓を使いましょう。耳栓は汚れで耳の中を不衛生にすることもありますので、イヤマフをお薦めします。

 
  初めは圧迫感があっても慣れれば問題はありません。機械のハンドル振動からの影響を避けるためには防振手袋が有効です。一般の作業では軍手をよく使いますが、刈り取りなどで刃物を使うときには、切断などに強いケプラーの手袋が安全です。整備などでボール盤を使うときにはドリルや切り子に巻き込まれる恐れがあるので手袋の使用は禁止されています。
安全靴も有効です。最近は軽量な物も発売されています。作業の内容に合わせて選択しましょう。
衛生保護具では、農薬中毒を防ぐ防毒マスクが必須です。1種類あればよいのではなく、使用農薬に適した物を使いましょう。粉じん作業では防じんマスクが便利です。
さらに、作業着も肌を露出しにくい物、とっさのときに脱ぎやすいような前ボタン、前ファスナーの物を使いましょう。
 
     人間工学専門家●石川文武  
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