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ハーベスター類への巻き込まれなどの防止

農作業事故2016.09.01

  1609_ハーベスター類への巻き込まれなどの防止 

今回はポテトハーベスター、ケーンハーベスター、フォーレージハーベスターなどの作業安全を考えます。これらの機械は、機械と作物の接点が稲作用機械に比べて広くかつ強く、作業者が接触しやすい形になっています。もちろん、作業者が巻き込まれたりしにくいような安全装備がなされていますが、部分的には安全対策技術が不確実な箇所もあり、事故が発生しています。またハーベスターは対象作物によって形状が異なるため、言葉では共通の防護であっても、内容には違いがあります。

 
   
  共通部分としては、ドライブシャフトに関わるもので、動力取り入れ部分やドライブシャフトへの巻き込まれ防止対策が必要です。動力取り入れ部にあるカバーが有効か、ドライブシャフトの防護カバーが破損していないか、カバーの回転防止が施されているか、などを確認します。対策ができていないと、作業着などが巻き込まれる恐れがあります。
ポテトハーベスターでは、選別のための補助作業者がいますが、作業者がプラットフォームから転落したり、コンベヤーに巻き込まれたりしないような対策がされています。プラットフォームからの転落防止ガードを必ず使うこと、危険を感じたときに緊急停止装置をためらわずに使うことが必要です。シーズン前に練習しておきましょう。
サトウキビを収穫するケーンハーベスターでは、かき込み部分での事故が発生しています。かき込み部で詰まりが発生したときに、かまやフォークで取り除こうとしますが、作業部を停止せずに行うと、詰まり除去後にかき込み部が動きだし作業者が巻き込まれます。コンバインのかき込み力とは比べられない強さで巻き込まれます。必ず作業部を停止させて詰まりを除去しましょう。
飼料を収穫するためのフォーレージハーベスターでは刈り取り部への巻き込まれ、飼料成型部への巻き込まれなどが発生しています。安全装備を有効に使ってください。
 
    人間工学専門家●石川文武  
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