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安全装備の意義を理解しよう

農作業事故2016.03.01

  1603 安全装備の意義を理解しよう 

労働安全衛生法という法律の名前を聞いたことがあるでしょう。働く人、働かせる人、それぞれに重要な法律です。この法律の目的は省略しますが、農作業に関係することは、(1)機械に関する規制、(2)機械を使う者(使わせる者、事業者)に対する規制、があります。
(1)機械に関する規制 危険を伴う作業に用いる機械等については、利用に供されるようになってから安全衛生上の対策を講じるよりも、製造・流通の段階で必要な措置を講じておく方がより効果的であり、そのような機械については労働安全衛生法でいくつかの規制が加えられています。

 
   
  例えば、危険・有害な作業を必要とする物は、厚生労働大臣が定める規格・安全装置を備えなければ譲渡(販売)などを行ってはならないとされており、動力により駆動される機械などで、作動部分上の突起物や動力伝導部分等に危険防止のための措置が施されていない物は譲渡(販売)や展示などをしてはならないとされています。これに基づいて、農業機械にも種々の安全対策が施されています。
(2)機械を使う者(使わせる者、事業者)に対する規制 事業者は、労働者を雇い入れたときは、その労働者に対し、安全または衛生のための教育を行わなければならず、快適な作業環境を形成し、職場における労働者の安全と健康を維持するため、事業者に種々の義務を課しています。特に作業の種類や内容によっては、当該業務に関わる免許を受けたり、技能講習を受けたりしていない者には従事させてはいけないことが定められています。
このような法律の主旨に従って、農業機械にもさまざまな対策が施され、事故や疾病の予防につながるような努力がされています。
次号以降で、主な安全装備について背景と効果などを解説します。 
 
    人間工学専門家●石川文武  
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