JA大阪南のブログ

事故が起きてしまったら

農作業事故2015.10.01

  1510 事故が起きてしまったら 

事故を起こしたり、事故現場に遭遇したらどのように対応すればよいでしょうか。いまや「想定外」という無責任は通りません。事故の状態を把握し、適切な救護を行えば、死亡に至らないこともありますし、治癒も早まるといわれています。
事故は、大きなものからヒヤリハットまでさまざまですし、機械関係、動物関係、農薬関係、転倒・転落など幅広いものです。原因は何であれ、事故を発見したら、まず周囲の安全確保です。それから傷病者の意識の有無、出血の有無を確認し、救急手配をします。

 
   
  手配の後は救急隊が到着するまで、一次救命を行うことが必要です。大出血があれば止血手当てをします。意識があれば、安静体位(詳細は「応急手当講習」で学んでください)を取らせます。意識がないときは、AEDの手配と同時に人工呼吸や心臓マッサージを行います、人工呼吸は感染が疑われる場合には省くことができます。発見者などが一次救命活動をしても助けられなかったといって、罰せられることはありません。
救急隊の到着は10分前後かかります。その間に「助ける」という行動が必要なのです。一次救命の方法は日本赤十字や消防署で講習を受けてください。機械が体に食い込んでいる場合にはそれが止血となっていることがありますから、無理に引き抜かず、機械の一部を機械から分離しておくことが大切です。指などが切断された場合には洗わずにガーゼにくるみ、間接的に氷で冷やして救急隊に渡しましょう。
小さなけがでも破傷風や動植物の毒などに感染していることがあります。必ず医療機関にかかりましょう。単なる打撲と勝手に判断しても、実際は脱臼や骨折の場合もあります。自己診断は避けましょう。
事故が発生したら、類似事故の再発を防ぐための対策を検討しましょう。直接原因だけではなく、間接的な原因も解明することで再発防止に近付きます。
 
    人間工学専門家●石川文武  
JA大阪南

JA大阪南 〒584-0036 富田林市甲田3丁目4番10号 TEL:0721-25-1451

Copyright (C) JA-OSAKAMINAMI. All Rights Reserved.