JA大阪南のブログ

農業機械のここが危ない 収穫機編

農作業事故2017.09.01

 

 土地利用型農業では間もなく収穫の季節を迎えます。事故を起こさぬことを第一に品質が良い物を大量に収穫することを心掛けましょう。収穫に気を取られ過ぎて、機械の故障や天候の変化、体調の変化を把握し損ねて事故を起こし、適期作業を逃すことは避けましょう。作業には休憩を組み込むこと、組み作業では作業の強度に応じて役割をローテーションすることも大切です。

 前回の使用からほぼ1年が経過した収穫機は、前年の作業終了後に点検整備、消耗品などの交換はしたでしょうか。作業開始直前になって点検を行うことも必要ですが、大きな部品の交換などはすぐにはできず、作業計画に支障を来します。安全装置の操作を復習するとともに、作動確認もしましょう。

コンバインでは、死角がかなりあり、共同作業者が機械のすぐ近くにいることもあります。常に位置を確認するとともに、共同作業者も機械とは遠い側に位置取りをしましょう。

1708_農業機械のここが危ない 収穫機編  
 

 

特に倒伏稲が多い場合は、機械の至近にいることがありますが、最近のコンバインは倒伏していても刈り取ることができますので、無理に稲を起こすのは避けましょう。

全面刈りではない場合に、手こぎしますが、その供給は、刈り取りヘッダを下ろし、フィードチェンに巻き込まれることのない位置で供給しましょう。万が一のときは、緊急停止ボタンを押しましょう。わら詰まりの除去では、エンジンを停止させて取り除くことが必須です。
 ポテトハーベスターではトラクターオペレーターと選別作業者の連携が大切です。危険を感じたときにはためらわずに作動を停止させることが必要です。小さな異変でも無視すれば大きな損失につながります。
 ケーンハーベスターやフォーレージハーベスターでも伴走車との協調が必要であったり、傾斜地作業の場合には転倒の恐れもあります。圃(ほ)場の形状や株跡の把握が大切です。

 

 

 
 

人間工学専門家●石川文武

 

 

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