JA大阪南のブログ

こんなときは要注意(その1)

農作業事故2017.11.01

 

 交通事故は以前に比べて格段に減少しました。農作業事故もわずかですが減少傾向にあります。関係者が事故防止に尽力しているからですが、事故ゼロにはなりません。どのような状態のときに事故が起きやすいかを紹介し、事故防止活動につなげていただきたいと考えています。

 事故には原因があります。人に関わることとして、肉体的な不安定、精神的な不安定、心理的な不安定です。作業手段である機械や器具類の不備もあります。そして、作業環境に誘因があることです。これらが単独で主原因となることは少なく、複合原因となって発生することが大半です。従って事故原因を分析するときは、人・機械・環境のどれかに偏らず調査し再発防止対策を決定する必要があります。

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  人に関わることとして、肉体的不安定があります。これは、作業者の体格と機械の操作性、運転スペースなどがマッチングしていないことから起こりますし、体調不良、作業に適しない薬の服用も原因となります。精神的な不安定は、作業に習熟していないこと、守らなければいけない基本ルールを無視しがちなことが挙げられます。心理的不安定は、農作業に集中できない問題、例えば、共同作業者やパートナーとの意思疎通が図られていない、地域の行事企画など、直接農業とは関係のない業務に忙殺される、などです。農作業中はできる限り安全行動に集中する習慣を付けることが基本です。
 作業環境では、集中豪雨などによる田畑の損壊や品質・収量の低下などが原因となりますし、水田への進入路が施工時よりも悪化している場合などで起こります。
 現代農業は機械抜きではなし得ません。大切な収入に結び付く作業ですが、最も基本である正しい点検修理が実施されていないことが悲劇を招きます。特に、安全装備を取り外したり、危険箇所への接触などが事故につながってきます。
 
    人間工学専門家●石川文武  
       
       
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