JA大阪南のブログ

農閑期にやるべきこと(2)

農作業事故2018.02.01

 

 農閑期とはいえ一度も田畑に出向かないことはないでしょう。地域によっては、積雪で表面が見にくいこともあるかもしれません。春作業を始めるときに、修繕や機械修理から始めなくてもよいように、比較的時間のあるこの時期に作業者自身の点検とともに、機械や環境の点検整備も行いましょう。

 機械では、過去の点検整備の実績を参考にして、消耗品の交換タイミングの判断・実施を自分で行います。重要部分の点検は整備工場にお願いしましょう。大型特殊自動車に該当する機械では、車検の時期が農繁期と重ならないように調整して実施しましょう。

1801_農閑期にやるべきこと(2)  
  刈り払い機やコンバインなどの刈り刃は欠損や割れなどを丁寧に調べ、必要な処置をしましょう。機械が動いていなくても刃のある部分はけがをしやすい場所でもあります。取り外しには注意を払うとともに、グラインダーなどを使用するときは、ゴーグルを使って目の保護に配慮してください。点検のために取り外した安全装置類は必ず元通りに取り付けてください。緊急停止装置の作動確認も同時に行います。コンバインや脱穀機では、ネズミやヘビが入り込んでいる場合があります。駆除とともに、ケーブル類がかじられていないか点検しましょう。
 冬になると落葉樹は葉を落とし、見通しが良くなります。しかし、初夏を過ぎると葉が茂り、交差点や果樹園などでは見通しが悪くなり、思わぬ事故の原因となります。あらかじめ剪定(せんてい)しましょう。
 水田への進入路の点検も必要です。作業機の幅よりも広くなっていますか? 傾斜がきついと感じることはありませんか? 路肩部分が崩壊しかかっていませんか? 水路に架けた木製の橋が腐っていませんか? 段差のある農道では路肩を踏み外さないようなガードレールや標識を設置していますか? 個人では処置できないこともありますが、地域で協力して安全確保の行動を取ってください。
 
    人間工学専門家●石川文武  
       
       
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