JA大阪南のブログ

秋の水稲作安全作業

農作業事故2018.09.01

  8月下旬から稲の収穫が始まりました。春作業から肥培管理を行ってきた成果が得られる季節です。収穫物の出荷が終わるまで、作業安全の維持に努めましょう。
 稲の収穫には、コンバイン、バインダー、脱穀機、運搬車、乾燥機、もみすり機などが使われます。秋作業で比較的多く発生する事故は、機械への巻き込まれ、機械からの転落、鋭利部分への接触、共同作業者と機械の接触、大雨時の溺れ、わら焼き中のやけどなどです。
 事故を防ぐためのポイントは、作業者の健康、農業機械の健康をチェックすることです。人・機械が健康でなければ円滑な仕事は期待できません。健康チェックは事前に行えますが、当日行うべきは気象状態の把握と事前対策、作業現場までの経路と圃場(ほじょう)内作物の状態把握です。倒伏稲の処理やライスセンターなどへの搬入順序もありますが、時間的なゆとりを持ち作業するように作業計画を立てましょう。
 コンバイン収穫では、詰まりの除去でエンジンを停止させずに取り除き、負荷のなくなった機械が動きだし、手指や腕を巻き込まれる事故が頻発しています。必ずエンジンを停止して行いましょう。また、手刈り稲の手こぎでは軍手などを使わないことです。
1808_秋の水稲作安全作業  
 

もし、手や袖が巻き込まれたら緊急停止ボタンを押せるようにシーズン初めに練習しておきましょう。タンク内の米排出操作では、共同作業者との合図確認を怠ってはいけません。

「分かっているだろう」は事故のもとです。他の圃場への移動には、自走ではなく、トラックやコンバイントレーラーを使いましょう。積み降ろし時にブリッジを踏み外さないように気を付けること、しっかりと固定すること。また、移動中にけん引かんが外れないように連結を確認しましょう。

ライスセンターなどへの搬入には軽トラックなどが使われますが、過剰積載すると前輪の分担荷重が小さくなり、ハンドル操作が不安定になったり、前照灯が上向きになったりして対向車の迷惑になります。

 
  人間工学専門家●石川文武  
       
JA大阪南

JA大阪南 〒584-0036 富田林市甲田3丁目4番10号 TEL:0721-25-1451

Copyright (C) JA-OSAKAMINAMI. All Rights Reserved.