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やっぱり大切だね、日本の豊かな食と農~その5~

やっぱり大切だね、日本の豊かな食と農2013.07.29

“もしもの未来”から見えてくる……。
やっぱり大切だね、日本の豊かな食と農~その5~
「食べものが外国からの輸入頼みになったら…」

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◆田んぼが失われたら、気温上昇をおさえる効果も激減!?
農林水産省の試算によると、日本がTPPに参加した場合、お米の生産量は32%も減少する、というショッキングな数字が出されています。つまり、水田面積が約3割も減少する、ともいえるのです。
田んぼは、食料生産だけでなく、さまざまな多面的機能を保持していますが、じつは夏場の気温上昇を抑制するはたらきもあります。稲の光合成や蒸発散などによって、光や熱を吸収したり、田んぼに張った水が熱を蓄えたり水分を蒸発させたりすることで、空気を冷やしてくれるのです。平成15年に農林水産省が行った調査では、同じ地域内でも、市街地に比べると田んぼの周辺は、気温が3~5度も低いことがわかりました。
TPPの交渉参加によって、もしも多くの田んぼが失われるような事態になったら、日本の夏は、これまで以上に酷暑に見舞われてしまうかもしれません。

(監修/東京大学大学院教授 鈴木宣弘)

 

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