日本型食生活のすすめ~その8~
コラム2013.10.25
忙しい現代人の朝。朝ごはんを食べるよりも、あと5分寝ていたい・・・。そんな気持ちに、ついついなってしまいますよね。
でも、朝は脳がエネルギー不足状態。朝ごはんをちゃんととらないと、集中力が高まらず、イライラしたりぼんやりしたりしがちです。朝ごはんで脳のエネルギー源・ブドウ糖をしっかり補給し、毎朝元気なスタートを切りたいですね。
そこで、なんといってもおすすめは、ごはんです。ご飯は粉でなく粒食なのでゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値が上がり、長時間持続します。つまり、ごはんは脳にとってひじょうに安定した、ブドウ糖の供給源なのです。
「でも、ごはんだとおかずを準備する手間が・・・」と思っていませんか?大丈夫です。前日のお惣菜や、レンジで加熱しただけの野菜、納豆や海苔、卵などの“ごはんの友”、そこに残り物のみそ汁でもあれば、言う事なしです。
ここで、ちょっとしたアイデア。たとえばこれらの簡単おかずを、ひと皿に盛りつけてみてはいかがでしょう。残り物のごごはんとお惣菜を、ワンプレートにまとめてのせるだけですから、洗い物も減らせて、一石二鳥です。
いつもの朝ごはんを、ちょっぴりおしゃれなカフェ風にアレンジすることで、朝の気分も一新しますよ!
「日本型食生活とは」・・・
日本型食生活とは、ごはんを主食にした伝統的な和食に、牛乳や乳製品、肉、卵、果物などを組み合わせた献立のこと。栄養バランスに優れているとされています。
「みんなのよい食プロジェクト」は、体と心を支える食のたいせつさ、国産・地元産農畜産物の豊かさ、それを生み出す農業の価値をお伝えし、国産・地元産農畜産物と日本の農業のファンになっていただこう、という運動です。