JA大阪南のブログ

    農作業事故2017.09.01

      1709_農作業別の安全確保 組み作業編 乗用型農業機械の普及によって、1人作業が多くなってきました。しかし、全ての作業が1人で行えるようにはなっていません。栽培方法や生育状態によっては補助作業者が必要ですし、ハーベスターを使う作業では、伴走車や選別作業者が必要になります。また、防除や草刈りでも組み作業を行うことがあります。今回は組み作業を安全に行うために配慮しておくことをお伝えします。
     組み作業での必須事項は、合図を決めておくことと、作業開始前に相互に確認しておくことです。声での合図ではなく、体を大きく使った合図が分かりやすくなります。合図をする場合には、受け手から見える方から行うことが基本です。エンジンを始動するとき、作業部を動かすときは、掛け声とブザーで知らせましょう。ブザーを鳴らして一呼吸置いてから始動するのが基本です。
     
      土手やあぜの草刈りを行うときは安全距離5mの確保を忘れてはいけません。自分だけの速度で作業せず、全体の作業速度に合わせましょう。斜面では、下側の人が先行し、上側の人はそこから斜め後方へ5m以上離れた位置から刈り始めましょう。
     コンバイン作業では、倒伏稲を起こす補助作業者は機械に近づき過ぎないようにしましょう。オペレーターも補助作業者も常に相手の位置を確認しなければいけません。グレンタンクからオーガによる排出に際しては、急激な操作は厳禁です。補助作業者や、電柱、建物にぶつける可能性もあります。
     ポテトハーベスターやビートハーベスター作業では、選別作業者の負荷が大きくならないような配慮がオペレーターに求められますし、選別作業者が危険を感じたら、ためらうことなく、作業部を補助作業者側から停止させましょう。
     どんな作業でも、危険を予知したら、ためらわずに止める勇気を忘れないでください。作業に適した安全保護具も人数分を用意しましょう。
     
           

    農作業別の安全確保 施設内作業編

    農作業事故2017.08.01

      今回はハウスと畜舎に関係した安全作業について考えましょう。
     ハウス関連では、ビニールを張る作業での転落が報告されています。細いパイプの上での不安定な作業なのに、命綱を使わないための転落です。大けがをして貴重な時間を失ったり精神的ダメージを受けたりしないように、安全装備を心掛けましょう。一度大きな張力がかかった命綱は二度と使ってはいけません。雨よけハウス内での高所作業では脚立やはしごからの転落を防ぐようにしましょう。ヘルメットの着用が必須です。ハウスの中には柱が多数ありますし、支柱を支えるために縦横に針金などが張り巡らされています。耕耘(こううん)や種まき、移植などで接触しないようにカラーリボンなどで目印を付けると事故防止につながります。
    1708_農業機械のここが危ない 収穫機編  
     

    日中のハウス内は高温になることがしばしばです。熱中症にならないように作業計画を立てるとともに水分を補給しましょう。作物が生育してくると、病虫害防除作業も多くなります。閉鎖された環境で、散布した農薬を吸い込んだり肌に付着しないよう、適切な防除衣を着用し、防除用のマスクも使いましょう。防除作業の後は一定時間の立ち入り制限が必要です。第三者の立ち入りを防ぐための施錠や注意看板の掲出などを心掛けましょう。
     畜舎内では給餌とボロ出しが毎日の作業です。フォークによるけがが多く発生しています。組み作業の場合には周囲の位置関係に気配りが必要です。また、安全靴を着用しましょう。換気が不十分と思われる畜舎もまだあります。家畜と作業者の呼吸器系への影響を小さくするために、十分な換気装置を装備しましょう。
     カントリーエレベーター、選果場などでも施設内作業になりますが、これらは労働安全衛生法・同規則に従った、安全対策が施されていなければなりません。建設時には適合していても、その後の管理運営によっては、不適合となっている場合もあります。問題が起こってから反省するのではなく、常に危険予知を行い必要な安全対策を取ってください。

     

    人間工学専門家●石川文武

     
     
    人間工学専門家●石川文武
     
           
           
     

     

    農作業別の安全確保 施設内作業編

    農作業事故2017.07.01

      Print 今回はハウスと畜舎に関係した安全作業について考えましょう。
     ハウス関連では、ビニールを張る作業での転落が報告されています。細いパイプの上での不安定な作業なのに、命綱を使わないための転落です。大けがをして貴重な時間を失ったり精神的ダメージを受けたりしないように、安全装備を心掛けましょう。一度大きな張力がかかった命綱は二度と使ってはいけません。雨よけハウス内での高所作業では脚立やはしごからの転落を防ぐようにしましょう。ヘルメットの着用が必須です。ハウスの中には柱が多数ありますし、支柱を支えるために縦横に針金などが張り巡らされています。耕耘(こううん)や種まき、移植などで接触しないようにカラーリボンなどで目印を付けると事故防止につながります。日中のハウス内は高温になることがしばしばです。熱中症にならないように作業計画を立てるとともに水分を補給しましょう。作物が生育してくると、病虫害防除作業も多くなります。閉鎖された環境で、散布した農薬を吸い込んだり肌に付着しないよう、適切な防除衣を着用し、防除用のマスクも使いましょう。防除作業の後は一定時間の立ち入り制限が必要です。第三者の立ち入りを防ぐための施錠や注意看板の掲出などを心掛けましょう。
     
        畜舎内では給餌とボロ出しが毎日の作業です。フォークによるけがが多く発生しています。組み作業の場合には周囲の位置関係に気配りが必要です。また、安全靴を着用しましょう。換気が不十分と思われる畜舎もまだあります。家畜と作業者の呼吸器系への影響を小さくするために、十分な換気装置を装備しましょう。
     カントリーエレベーター、選果場などでも施設内作業になりますが、これらは労働安全衛生法・同規則に従った、安全対策が施されていなければなりません。建設時には適合していても、その後の管理運営によっては、不適合となっている場合もあります。問題が起こってから反省するのではなく、常に危険予知を行い必要な安全対策を取ってください。
     
           
        人間工学専門家●石川文武  
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