中谷仁大さん

笑顔の実り。vol.011

なかにしよしひろさん|31歳

河内長野市 小山田町 中谷仁大さん

楽しい仕事です。

中谷さんは農業高校を卒業後、農業大学に進学。高校から大学を通じて、農業の基礎について学んだ。そして、大学卒業後は実家の畑を継ぎ、今年で就農10年目になる。

1_つぎ木

品種を変更するため、最近つぎ木をした梨の木

2_あたご梨

この時期栽培する梨は、贈答用として人気がある

農業大学での出会い

高校から現在に至るまで、農業の英才教育を受けて育ってきた中谷さんだが、農家を本気で志したのは、実は大学入学後だそうだ。 「農業高校に入学したのは、ほんの軽い気持ちからです。受けてみたら合格したし、とりあえず行ってみようかなって(笑)。『農業について勉強して、農家になるぞ!』という気持ちで高校を選んだわけじゃないんです。なんとなく、流れで農業大学に進学しましたけど、大学入学当初は、卒業したらサラリーマンになろうと思っていました。」 いまいち、農業に対して熱くなれなかったという中谷さん。そんな中谷さんを農家への道に導いたのは、大学で出会った友人達だという。 「周りの友人達が農業に対して真剣に向き合っている姿を見て、『自分も農業をやってみよう』と思ったんです。皆すごく熱い人達でした。今でもたまに連絡を取り合います。」

「楽しさ」の秘密

友人達の農業への熱意に感化され、農家への一歩を踏み出す事になった中谷さん。実際に農業をやってみて、どのような事を感じているのだろう。 「就農して今年で10年目になりますけど、毎日楽しいですよ。天候に左右される事も多いですし、大変な面もありますが、直売所でお客さんに『美味しかったよ』と言ってもらえると、すごく嬉しいですし、やりがいを感じます。」 毎日、充実した農業生活を送っているという中谷さん。実は、事前に記入をお願いしていたアンケート用紙でも「農業について思うことを一言で言うと」という質問に、「楽しい仕事です。」と答えていた。 「土作りや栽培方法など、色々試しながらやるのが楽しいですね。新しい事に挑戦するのが好きなんです。もみ殻や牛糞の配合を工夫して、自分で堆肥を作ったり、受精用の花粉を自分で作ってみたり。出来上がったものを購入して使うことも出来ますが、なるべく自分で一から作るようにしています。 あとは、作物の品種も頻繁に変更しています。直売所でお客さんの反応を見ながら、新しい品種を増やしたり、元に戻したりと、試行錯誤の毎日です。」 新しい事に挑戦し続け、自ら仕事を「楽しくしていく」姿勢が、中谷さんが農業を満喫している秘密なのかもしれない。

3_作業小屋

箱詰め作業をおこなう倉庫

4_梨の収穫

ひとつひとつ、丁寧に収穫する

これから

中谷さんに、これからの展望について尋ねてみた。 「これから力を入れてやっていきたいのは、様々な業種の方とのコラボレーション。先日は藤井さん(はばたき11月号天地人で特集した藤井貫司さん)と一緒にパン屋さんとコラボして、フルーツを使ったパンを販売しました。 これからも、レストランやケーキ屋さんなど、これまでお付き合いのなかった業種の方と積極的に関わって、新たな出荷先を増やしていけたらと考えています。もちろん、新しく出来る『あすかてくるで河内長野店』にも果物を出荷する予定ですよ。」 楽しみながら、軽やかに、中谷さんはこれからも挑戦し続けていく。

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